レーシックは救世主?~厚底メガネはもういらない~

レーシックは救世主?~厚底メガネはもういらない~

世の中がどんどん便利になり、アナログ世代からデジタル世代へと目覚しい進化を遂げ続けている昨今の日本。PCモニターと24時間睨めっ子・・・なんて毎日を当たり前に過ごしている仕事人達にとって、視力の低下は悲しいかな避けて通れぬ道・・・。必然とも言えるこの視力低下を打開する策は、何かないのだろうjか・・・?

そんな近視・遠視など重度の視力障害に悩まされている方々を中心に、今最も注目を浴びている最新鋭の視力回復方法が、このレーシックです。これは"Laser in situ Keratomileusis"の略で、ギリシャ語でMileusisは修正、Keratosは角膜という意味があります。また「レーザー屈折矯正手術」と呼ぶ場合もあるようです。

コンタクトレンズや眼鏡とはまったく違い、裸眼視力そのものを回復させる直接的且つ画期的なこの方法は、1990年代半ばからアメリカで行われ、今では毎年100万人以上の人がレーシックを受けています。歯医者で歯を治療するのと同じくらい気軽な感覚でレーシックを受けている、まさに「レーシック先進国」と呼ぶに相応しい国ですが、日本でも2000年頃から行われ始めました。厚生労働省によるレーザー装置の認可がアメリカより遅かったせいもありアメリカほどもメジャーにはなっていませんが、それでも年間数万人がこの手術を受けています。

では具体的にレーシックとはどのような治療法なのか?眼球に直接手を加えるとなると、やはり疑問と不安が付き纏いいまいち治療に踏み込めない方も大勢居るかと思われます。そこでまずは日本人の大半が患っていると言われる近視&遠視の仕組みについて理解し、この手術に対する知識を十分につけた上で自分の視力の未来をどうしていくかを決めましょう。

近視〈遠くが見えにくいこと。焦点が網膜の手前にある状態〉と遠視〈近くが見えにくいこと。焦点が網膜の後ろにある状態〉は、目に入ってくる光の屈折が適切でない為に起こる現象の事を指します。適切でない屈折は映像に焦点が合せる事が出来ず、結果見ている対象物がぼやけたり目を細めなければ正確な像を結ばないと言った状況に陥ります。要は"ピントが合わないカメラ"です。従来通りコンタクトレンズを使って光の屈折率を変えてピントを合わせることは可能ですが、これらのアイテムは手入れを怠ると痛い目を見がちであり、眼鏡においてもスポーツをする方は利便性に欠けます。対してレーシックは眼の角膜をカッティングし、その部分をめくりレーザーを照射して角膜の屈折力を変えてピントを合わせます。これにより近眼・遠視・乱視を矯正でき、視力の回復が早く見込めるのです。

裸眼で日々を過ごしたい!と言う切実な願いは、目の悪い人間にとっては誰しも共通。眼鏡・コンタクトでは実現し得なかった"裸眼で見える爽快感"を味わわせてくれる、魔法のような視力治癒法・・・それこそが、レーシックなのです。

2008年12月14日|

カテゴリー:レーシック