近視

近視

近視の人は、眼球が普通の人よりも大きく、眼軸が長くなっているのが特徴です。それを縮めることは不可能です。しかし角膜の屈折を変えることで視力を回復させるのが、「放射状角膜切開術」というものです。

しかしこの術法の場合、近視が回復または軽減するという利点はありますが、その危険性があることも確かです。たとえば、かなり深く傷つけないと屈折度が変わらず、しかも屈折度が安定せずに、遠視になる人がいるのが現実なのです。これらの危険性を考慮したうえで、また長い目で見て本当に必要かどうかをよく考えて、手術を受けるかどうかを判断すべきです。

日本人の場合、裸眼視力は0.1くらいの人が多いです。これらの人が老眼になると、近いところはかえってめがねなしで見えるようになる、という利点があることをご存知でしょうか?

レーザー手術を受けた場合、術後は両眼共に1.0以上の裸眼視力が得られることがあります。しかし40代半ばぐらいから老眼を自覚するようになり、老眼鏡が必ず必要となります。したがって、レーザー手術で近視が改善しても、めがねは必要だということです。

放射状角膜切開術の場合も、当然、度の安定しないお子さんには勧められません。また度の安定したおとなの方でも、老眼になったあとのことを考えると、危険を冒してまではたして近視手術で視力を回復させるべきかどうか、よく熟慮する必要があるのではないでしょうか。

コンタクトレンズで出来る視力回復法をご存知ですか?寝ている間に視力回復できるオルソケラトロジーという技術もあります。裸眼生活の実現のためのひとつの方法です。

2008年8月24日||トラックバック (0)

カテゴリー:近視

近視の手術

遠くのほうをみるとうまくピントが合わず、はっきり見えないのは、屈折異常が原因です。このうち近視というのは、遠くから入ってきた光が、網膜よりも前に像を結ぶためにおきます。

近視には2通りあります:
・単純近視(良性近視)
・病的近視(悪性近視)

単純近視は、視力回復という点に関する限り、コンタクトレンズやめがねを使って矯正視力が出れば問題はありません。一般に小学校高学年ほどから中学校くらいから始まることが多いことから、学校近視とも呼ばれます。


2008年8月24日||トラックバック (0)

カテゴリー:近視

コンタクトレンズ

視力回復の基本がめがねとコンタクトレンズであることは、さまざまな最新の治療法が開発されている現在においても、やはり変わりはなにようです。

しかし、酸素透過性のハードレンズの普及で、従来、コンタクトレンズ使用者に多かった角膜障害が非常に減りました。従来のハードレンズは、酸素を通さなかった、あるいは不十分だったことから、酸素不足による角膜障害が起きていましたし、ソフトレンズの場合も、まれではあるといえ、感染症が起き、それが角膜障害をもたらしていました。いずれにしても、現在、改良が進み、安心して装着できるようになりつつあります。


[

2008年8月24日||トラックバック (0)

カテゴリー:近視

近視の治療と経過

読書や勉強で近くのものをみる作業が続くと、一時的に近視の状態になるという説を「仮性近視」あるいは「偽近視」といいますが、これは日本独自の考え方で、現在は否定的にとらえられています。以前は、仮性近視に対する治療として、調節麻痺薬(ミドリン等)という薬を夜寝る前に点眼し、毛様体筋を休ませる方法がかなり広く行われていました。しかし薬の効果が疑問視され、現在では、健康保険の適応外となりました。

また、この薬は使用法を誤ると、緑内障を誘発する危険があるのです。


2008年8月24日||トラックバック (0)

カテゴリー:近視

近視の診断

健康診断などでは、視力表を用いて視力を検査します。これは裸眼視力といって、めがねやコンタクトレンズをしていない状態での視力で、屈折の異常を判断するもので、あまり精密な検査とはいえません。正確に屈折の異常を測定するためには、調節を休ませた状態でなければならず、お子さんの場合は特に、調節を休ませることは難しいのが現実です。

あくまで目安ですが、1.0以上見える場合を正視、それ未満を屈折異常と判断します。しかし屈折異常を正確に調査するためには、水晶体の厚みを変えて、調節をつかさどっている毛球体筋を一時的に休ませる目薬をさした上で調べる必要があります。

2008年8月24日||トラックバック (0)

カテゴリー:近視

近視の原因と症状

近視の人の大多数は、めがねやコンタクトレンズで視力の回復、矯正が可能な、単純近視です。ごくわずかですが、病的な近視の方もいます。眼科医師の間では、単純近視も病的近視も含め、近視は遺伝的な素質が強く関係しているとみる説が大勢をしめています。したがって、勉強のしすぎや暗いところで本を読んだから近視になったということはありませんし、近視治療で治ったというのも例外です。

日本には、「仮性近視」あるいは「偽近視」という考え方があります。読書や勉強など、近くのものを見る作業を続けたために一時的に近視の状態になったというものです。これは日本独自の理論であり、最近は否定的にとらえられています。


2008年8月24日||トラックバック (0)

カテゴリー:近視