弱視であることを見逃さないために

弱視であることを見逃さないために

先天性白内障など、病気が原因による弱視は、眼科による検査などで比較的早く発見されることが多いです。屈折異常が原因の場合は、見た目では判断しづらく、親が気づかないまま成長し、小学校に入学してから視力検査で発見される場合も多いようです。

幼児期に受ける3歳児検診では、家庭で視力検査をして結果を提出するようになっています。(地域によっては、眼科医による検診がある場合もあるようです)やはりそれでは、十分に判断できるとは思えません。

小さなお子様をお持ちの方は、安易に大丈夫だろうとは考えず、普段から疑いの目で観察したほうがいいのかもしれませんね。

弱視を疑う こんな子供は要注意

歩いていて転びやすかったり、本を読むのに集中できなかったり、テレビを画面のすぐ近くで見ようとしたり、ものを見るときの様子が少しでもおかしいと感じたら、まわりのものが見えているかどうか改めて確認してみましょう。その子の成長具合にもよりますが、3歳くらいになれば、見えるかどうか言葉にして教えてくれると思います。

目の様子が気になったり、よく見えていないかもしれない、と感じたら、眼科で診察を受けて、正しい視力チェックをしてもらうと安心です。

2009年4月28日|

カテゴリー:弱視